当時、日本にまだアスレティックトレーナーが非常に少なく、多くのプロ球団からもぜひ来て欲しいと言われたものです。ただ、それまでスポーツ選手しか見てこなかった自分は一般の方への指導も経験するため東京のジムに就職しました。パーソナルトレーナーという形でクライアントとマンツーマンでセッションをするようになりました。
日本のジムでの活動にはアメリカで味わった壮大なスケールのスポーツ現場や、プロを目指し奮闘する大勢の選手の姿はありませんでしたが、一般の方が自分の身体と向き合いトレーニングしたりやコンプレックスを克服しようと努力する姿がありました。
その方々を指導しサポートする中で、沢山の目標を共に達成し、喜びを一緒に感じることが楽しくてしょうがありませんでした。それは今でも変わらず、大きなやりがいとなっています。
スポーツ医学を学び、スポーツ現場で選手を指導することにこだわっていたこと。いや、それが当たり前だと思っていたことに疑問を感じだしました。選手とか役者とかモデルとか一般の方とか職業で分けて考えるのはおかしい。みんな同じ身体であり根幹は変わらないと考えると、スッと世界も広がりました。
私はアスレティックトレーナーでもありパーソナルトレーナーでもあります。痛みを抱えている方や怪我をした後のトレーニング指導に関しても自信をもって提供できるのが強みです。