腹筋で首が痛くなる理由とは
腹筋運動をしていて、「腹筋よりも首が痛いっっ!」と思ったことはありませんか??これは本当に良くいただく質問なんです。今回は動画付きでお答えしていきますね。
まず、前提として。ほとんどの場合、腹筋が弱いから首に負担がきて首が痛い。というのは当てはまりません。ごくまれにです。
痛みが出るのは首が必死に動かしているから。使っているから首が疲れる。首が痛いということになります。腹筋をしようとしているのになぜ首を必死に動かしているのでしょうか?
一番の原因は腹筋をする時の「やり方」であり「フォーム」です。特に腹筋をしようとするまさにその瞬間。スタート時のフォームが大切になります。
首ではなく、腹筋にしっかり効かせる腹筋運動をするには、下のポイントに注意してください。
1. スタート前に腹筋を硬くする
頭を挙げて腹筋を硬くしていくのではなく、もう頭をあげる時点で腹筋は硬くないといけません。骨盤を後傾させて腰と床の隙間を埋めておきましょう。それだけである程度腹筋に負荷がかかり硬くなっているのがわかると思います。
2. 呼吸を意識する(しっかり吐く)
息をしっかり吐き切ると肋骨が閉まってきます(肋骨の内旋といいます)。腹筋は肋骨に付着しているため、肋骨を閉めると腹筋群も収縮します。息を吐き切って肋骨をしてから腹筋運動をスタートしてみましょう。
3. 目線を上に向けない
腹筋運動を行う際に、上を向くとアゴがあがり首に負担がかかります。代わりに、天井や斜め上を見るようにすることで、首の負担を軽減できます。
4. 頭を支える
首の負担を軽減するために、腹筋運動時には頭を支えてあげることも有効です。寝転がって腹筋運動を行う場合は、両手を耳の後ろに置いて頭を支えるようにしましょう。また、床に対して斜めに上がる角度を調整することで、首の負担を軽減することができます。
5. 頭を上げずに行う腹筋運動
腹筋を鍛えるためには、必ずしも頭を上げる必要はありません。頭を上げなくても腹筋を刺激することができます。骨盤の後傾と呼吸で十分腹筋は鍛えられます。
文章だけでなく、動画で見るとより理解しやすいかと思います。困っていた方は是非試してみてくださいね!
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