身体の機能は悲しいかな20代をピークにちょっとずつ低下していきます。
だからどれだけ筋力低下していくスピードを緩やかにできるか?ということが大切!ですよね。
どうしたら良いでしょうか。

人によって筋力低下のスピードが違うけど、要因は普段どれだけ筋肉を使っているか。普段使っている筋肉は低下しずらく、使ってない筋肉は低下していく。単純でわかりやすい。

筋力低下

身体の部位によっても低下しやすい、しにくいがある。
一番筋力低下がでやすいのは①下肢。次いで②上肢、最後に③体幹です。

体幹は日常の動きや姿勢で常にある程度使われているからか、低下の速度は遅い。
この順番をみて生活の質を考えると圧倒的に下肢の筋力が低下しないようにトレーニングする必要があることは明白です。

さらに。下肢の中でもよく使いすぎる筋肉と、使えてない筋肉、要は筋力低下しやすい筋肉があります。
使えてない下肢の筋肉を使うようにすることで、この筋力低下曲線をグッと緩やかにすることができます。

では使えてない筋肉はどんなものがあるでしょう?
股関節周辺筋・ハムストリングス・内転筋・ヒラメ筋・後脛骨筋・腓骨筋・足裏の筋肉などがあげられます。
これらをしっかりと普段のトレーニングに組み込ませることが必要ですね。

逆に過剰に使ってしまう筋肉
大腿筋膜張筋・大腿直筋・外側広筋・腓腹筋などがあげられます。

上肢では前鋸筋、肩甲下筋、上腕三頭筋などがあまり使えてない筋肉の代表になるので、使えてない上肢と下肢を組み合わせたトレーニングがより有効で効率的です。

今回はトレーニングの一例を紹介しています。
これだけでも弱りやすい筋肉への刺激がいくつも入っていることがわかると思います。是非お試しあれ♪


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LiteraMilitaパーソナルトレーニングジム 代表。 体の不調や悩み、コンプレックスを抱える方に寄り添い改善へと導くパーソナルトレーナーとして活動中。高校時にフィンランド留学を経てアメリカの大学に進学し、アメリカ国家資格であるアスレティックトレーナー(ATC)を取得。帰国後はアスリートや芸能関係の方をはじめ沢山の方々のトレーニングを担当。関西大学で5年間ヘッドアスレティックトレーナーを務め、約50クラブ1500名の選手たちのサポートを経験。クライアントが「やりたい!」ことを「できる!」ことに繋げるため、身体を動かすことの楽しさと身体の変化を伝え、運動で「運」を「動かす」お手伝いをしています。ジムは南堀江。フレンチブルドッグと戯れる日々。